園だより

　最近、徐々に気温が上がってきて、登園してくる子ども達も、半袖の子が多くみられるようになりました。まるで初夏を思わせるような気温の日もあります。でも、雨が降ると、気温が急に下がって、長袖がほしくなったりします。着るものも困る季節です。これから梅雨の時期に入りますし、まだ完全に衣替えというわけにはいかないようです。

　さて、5月の遠足は、いかがでしたでしょうか。パパやママに思い切り甘えながら遊んだ年少さん。幼稚園にはない遊具にチャレンジし、広～い公園を走り回った年中さん。珍しい動物を見ながら、クラスメイトから遅れを取ることなく一日中歩いた年長さん。我々教職員も、子ども達の成長を感じながら楽しんできました。きっと子ども達も、思い出のひとつになったのではないかと思います。

　6月になると、第2第3土曜日に父親参観があります。今、お部屋では父親参観に向けて歌を練習したり、内緒のプレゼントを作り始めたり、この日に向けてみんな準備を始めています。この幼児の時代の子ども達は、日々できることが増えてきて、成長を感じる事が出来る時期ですが、お父さんたちも働き盛りの世代で、どうしてもお仕事中心の生活になってしまいます。でも、せっかく一番かわいくてとてもおもしろい時期の子育てを、ママの独り占めにしてしまっていては、とてももったいないと思いませんか？是非、この日はお仕事の事はちょっとだけ忘れて、1日我が子との関わりを楽しんで下さい。子ども達は絶対にうれしいはずです。子どもによって、そのうれしさの表現方法が違うと思います。ただ単に恥ずかしがる子、普段以上にふざけたりはしゃいでしまう子、ニヤニヤが止まらない子……等々。それが子どものうれしさの表現方法なのだと、一緒になってニヤニヤし合ってもおもしろいと思いますよ。みなさんのご来園をお待ちしております。どうしてもお父さんが参加できないご家庭は、お母さんがお父さん代わりになって、ダイナミックな活動を楽しんで下さいね。

　当園では、数年前まではこの時期に、全園児を対象に家庭訪問を実施していました。これは、子ども達の教育には、各家庭の状況を把握することは大切であることから実施していました。しかし、各家庭の負担や、教職員の働き方改革の一環として家庭訪問を廃止し、その代わりとして全園児対象の個性相談を実施しています。6月2日より約3週間、予定の時間にご来園いただき、幼稚園での子どもの姿、家庭での子どもの姿等々、何でもクラス担任とご相談ください。時間内では相談しきれない場合は、別途時間を作ることも可能です。ご家庭と幼稚園と連携を、より確かなものとする良い機会になればと思います。

　それでは、梅雨時のジメジメや気温の寒暖差で体調を崩さないよう、6月の幼稚園生活を楽しみましょう。