園だより

　最近、夏を思わせるような日々もありますが、子ども達は、夏野菜の栽培を楽しんでいます。クラスの仲間と植えつけた種や苗に毎日水をやり、日々生長している野菜を見ながら、収穫する時を夢見ているようです。そして、収穫された野菜を使ったクッキング保育も楽しみにしています。

　４月に入園した子ども達も、もうすっかり幼稚園に慣れたようです。お母さんの事を思い出して泣いている子どもは、ほとんど見られなくなりました。朝の体操の際には、園庭に子ども達だけで並ぶことが出来ています。入園式のことがウソのようになっています。子ども達は、驚くほどのスピードで成長しています。６月の父親参観や７月の保育参観を、楽しみにしていて下さいね。

　さて、今年の遠足は、雨天延期したグループもありましたが、すべての学年で無事に行くことができました。それぞれの学年で、行き先は異なりますが、子ども達にとって、きっと良い思い出になってくれたことと思います。私（中村）は、年少組のこどもの国に一緒に行きましたが、ママ（パパ）と一緒に遊ぶ子ども達の姿を、とてもほほえましく見ていました。解散後も、こどもの国でずっと遊んでいた親子も、たくさんいたようです。日差しは強かったですが、適度に風もあり、すごしやすい一日でした。

　新型コロナウイルス感染症の関連で、マスクの着用について、政府などから着用の緩和をする方針が出始めています。実際に幼稚園にも、神奈川県経由で文科省から通知もいただいています。しかし、その通知の内容を確認すると、曖昧な部分もあり、学校の判断によるところが多くあります。当園の園児の新型コロナウイルスの感染状況は、学級閉鎖や幼稚園閉鎖を実施するレベルではありませんが、完全に０名にはなってはいません。時々、数名の感染者が発生している状況です。（園内感染の可能性は低いことから、特にメール等で連絡はしていません。）３～５歳の幼児ですし、距離をとって会話もなしということは、不可能であると思います。そこで、当園では、当面の間、次のようにいたします。屋内の活動と通園バス内ではマスク着用します。屋外の活動と登降園の際は、マスクをはずしても構いません。保育中に園庭に出る際は、教職員からその都度、子ども達に声掛けをいたします。ただ、屋外の活動であっても、園内の感染状況や、保護者からの依頼により、マスクを着用する場合もあります。これからますます気温も上がり、熱中症対策も必要になります。マスクの着用については、各省庁や専門家の方々の見解を参考にしつつ、当園としての対応を決めていきたいと思います。そして、マスク着用についての方針を変更する際には、あらためてお知らせします。

　これから、だんだん行事が増えてきます。子ども達と一緒になって、保護者の皆さんも幼稚園生活を楽しみましょう。