園だより

　最近、徐々に気温が上がってきて、登園してくる子ども達も、半袖の子が多くみられるようになりました。季節はすっかり初夏ですね。でも、雨が降ると、気温が急に下がって、長袖がほしくなったりします。着るものも困る季節です。これから梅雨の時期に入りますし、まだ完全に衣替えというわけにはいかないようです。さて、幼稚園の運動会は、秋に行なわれますが、小学校では5月に実施されることが多いようです。小学生の兄姉がいる子から、「この間、お兄ちゃんの運動会に行ったよ！」と楽しそうに話してくれました。そこで、幼稚園でも小さな運動会をやっちゃおう！ということで、小運動会を園庭で実施しました。園庭が狭いので、保護者の観覧は出来ませんでしたが、4月は「ママ～（泣）！！」の大合唱だった年少さんも、すっかり幼稚園児らしい顔つきで、整列して体操・お遊戯さらにはかけっこまで参加していました。幼稚園に入って1ヶ月ちょっとしか経っていないのに、驚くほどのスピードで成長しています。年中さんの玉入れも、年長さんの全員リレーも、それぞれの学年なりの成長を感じました。幼稚園児は、1年の違いで、まったく違う表現をしてくれるので、本当に面白いですね！

　さて、6月になるとすぐに、父親参観があります。今、お部屋では父親参観に向けて歌を練習したり、内緒のプレゼントを作り始めたり、この日に向けてみんな準備を始めています。この時期の子ども達は、とてもかわいくて日々の成長を感じる事が出来る時期ですが、お父さんたちも働き盛りの世代で、どうしてもお仕事中心の生活になってしまいます。でも、せっかく一番かわいくておもしろい時期の子育てを、ママさんの独り占めにしてしまっていては、とてももったいないと思いませんか？是非、この日はお仕事の事はちょっとだけ忘れて、1日我が子との関わりを楽しんで下さい。子ども達は絶対にうれしいはずです。子どもによって、そのうれしさの表現方法が違うと思います。ただ単に恥ずかしがる子、普段以上にふざけてしまう子、ニヤニヤが止まらない子……等々。それが子どものうれしさの表現方法なんだと、一緒になってニヤニヤし合ってもおもしろいと思いますよ。みなさんのご来園をお待ちしております。

　6月4日から家庭訪問が始まります。いつもは、幼稚園でエプロン姿の先生が、その日だけは自分のためだけに自分のおうちに来てくれるということは、保護者としてはお部屋のお掃除などで悩ましいところでも、子ども達にとってはとてもうれしいことなんです。そこで、担任との信頼関係がより太い絆になります。数分間という短い時間ですが、いつもご家庭での子どもの様子などをお話しください。時間が足りないときなどは、後日、幼稚園にお越しいただいて、お話していただいても結構です。尚、お茶菓子なども、気を遣われない様にお願い致します。